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三十路の図書委員、本棚から覗くモテ世界

30歳、独身、彼女なし。ややイケメン。この「やや」がやっかいだ。昨今、読書男子がモテるというけれど、クラスではドッチボールのうまい男子がモテていた。そんなこと小学生時代からわかってた。

『神様のボート』~事実には簡単に行きつくが、真実にはなかなか到達しえない~

※知的です。 私は男と2人でラブホテルに行ったことがある。事実そうなのだが、真実はそこから想像されるものとは少し違う。 あるとき、友達(男女)4人で飲んでいた。宿泊予定のホテルに手違いで泊まれなくなったこと、その日は入試か何かで他のホテルが全…

『東京タワー』~東京という名の小宇宙(コスモ)~

「そういえばこの間○○くん東京にきたよ」 上京して8年になるMが電話口で言ってきた。東京には2度だけ行ったことがあるが、どうしても叶えられなかった夢がある。それは「東京タワー」を見ることだ。 「東京タワー」を題材にした小説は腐るほどある。今は…

『東京タラレバ娘』〜好きな人に髪の毛を切ってと言われたらどうしますか〜

『東京タラレバ娘』の主人公3人組(33)の1人が、好きな男に「髪型を変えて欲しい」と言われて、「若い頃ならしてたかもだけどもうしねーよ、ないわー」と3人組で飲むくだりがある。 私はそのマンガでいうところの“若い頃ならしていたやつ”を完璧に体現して…

『そして生活はつづく』〜僕は平匡さんにはなれない〜

4年前、僕は平匡はんになりたかった。矛盾しているのはわかっている。4年前はまだ『逃げ恥』は放送されていない。でも、それが最も正確な表現だ。僕のなかでは少し――いや、かなり違うが、「星野源になりたかった」と言えば、ちょっとは理解してもらいやす…