三十路の図書委員、本棚から覗くモテ世界

30歳、独身、彼女なし。ややイケメン。この「やや」がやっかいだ。昨今、読書男子がモテるというけれど、クラスではドッチボールのうまい男子がモテていた。そんなこと小学生時代からわかってた。

クリスマス

『セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~』

スタバで本を読んでいたら、ちょっと気になる場面に出くわしたので、その場で女の子にラインした。 「今、ちょっと気になる場面に出くわしたので聞いてください。特にオチはないけれど、『気になる』という点では、なかなかだと思います。 仕事終わりに寄っ…

『ラブ・アクチュアリー』〜12月25日の朝。〜

朝目覚めると、熱は大分引いていた。前日はクリスマスイブだったというのに38度の高熱で寝込んでいたのだ。もう何年も前の話になる。 12月25日の朝。僕は卒論をするためにいつもの学食(の踊り場みたいなところ)へ向かった。よく友人と3人で勉強をし…

『雨があがるようにしずかに死んでゆこう』(第2回 スタパで恋は生まれるのか)

2014年。スタバ。私は友人と真剣に語り合っていた。当初は八木重吉の詩集『雨があがるようにしずかに死んでゆこう』の素晴らしさについて話していたはずなのだが、いつの間にか、「どうして俺たちはモテないのか」に話がすり替わっていた。すり替えたの…